「しんぶん赤旗」12月21日付・首都圏版より
日本共産党の梅村さえこ参院比例予定候補は19日、栃木県入りし、小池一徳参院栃木選挙区予定候補と終日行動し、東海第2原発(茨城県東海村)の再稼働を認めないとする意見書を可決した市町などで街頭宣伝を行いました。
梅村候補ら栃木入り
真岡市、上三川町、益子町、芳賀町、市貝町を回り、野村せつ子県議、稲葉弘上三川町議、飯塚正真岡市議がそれぞれの地域で同行しました。
梅村氏は、安倍政権が閣議決定(18日)した2019~23年度の5年間の「中期防衛力整備計画」で、武器調達などに過去最大の27兆4700億円の計上した問題にふれ、オスプレイ1機の購入費で、公立の認可保育園がたくさんつくることができることなどを指摘。市民と野党の共闘を広げ、軍事費拡大や消費税10%増税をとめようと訴えました。また、東海第2原発については、稼働から40年の老朽原発の再稼働はあってはならないこと強調。さらに、「原発の30キロ県内に住む96万人の避難計画もない中での再稼働は認められない」と訴えました。
小池氏は、県内の9市町で、再稼働中止を求める国への意見魯が可決したことを報告。「県内で原発から最も近いところは茂木町で約32キロです。事故被害は茨城県に留まるものではありません。再稼働反対へ力をあわせましょう」と訴えました。