「しんぶん赤旗」1月16日付・首都圏版より
近年の不寛容で拙速な社会環境を改善するため、思いやりの「生産性」を上げようと。「ダイバーシティ多様性を共に学ぼうプロジェクト」が14日、さいたま市で行われました。主催は言葉を学ぶNGOおせっ会です。
慶応義塾大学名誉教授の小林節さんが講演。自民党改憲案のように異なる価値観を排除しようとするのは全体主義者の発想だと批判し、「自由とは法にふれない限り互いに放っておくこと。これが多様性を認めること」と解説。政権交代についても「安倍首相に代わる人がいないというが、今の野党なら安倍政権よりずっといいチームをつくれる」と述べました。
日本共産党の梅村さえこ参院比例予定候補は「高齢者問題」をテーマに発言。社会保障などをさらに充実させることが必要であるにもかかわらず、大改悪が高齢者に向けて続けられてきたと指摘し。「みなさんが払った税金はみなさんのために使われる社会の実現のために一緒に頑張っていく」と語りました。
立憲民主党のたけまさ公一元衆院議員は国会憲法審査会について報告。国民民主党の小宮山泰子衆院議員、社会民主党副党首の福島みずほ参院議員が、それぞれビデオメッセージを寄せました。