「しんぶん赤旗」3月24日付・5面より
告示まで1週間を切った埼玉県議選南2区(定数7、川口市)で3期目を目指す日本共産党の村岡まさつぐ県議=現=は23日、梅村さえこ参院比例予定候補とともに、買い物客でにぎわうスーパー前や花見客が訪れる川口市立グリーンセンター前で宣伝を行い、「統一地方選で安倍政治に審判をくだしましょう」と訴えました。井上かおる市議も参加しました。訪れた先では行きかう人や車の中から声援が寄せられました。
同区は共産1、自民3、公明2、立民1の現職7氏と、無所属新人2氏が立候補を予定。2人はみだしの激戦模様です。
村岡氏は、県議会で消費税増税を前提にした予算議案に共産党以外の政党が賛成したことを指摘。「水道料金に対しては約4億円も増税分が上乗せされる。県民の暮らしを脅かす議案にきっぱりと反対したのは共産党だけです」と話しました。また、「消費税10%で営業をつづける気力さえなくなった」と廃業を決意した中小業者の声を紹介して「共産党の躍進が消費税増税中止の確かな力です」と訴えました。
梅村氏は「本気の共闘で安倍政権を倒すことができます。市民と野党の共闘のかなめとなる共産党を統一地方選挙・参院選で大きく伸ばしてください」と力を込めました。
スーパーの前で演説を聞いていた女性(71)は、「景気回復の実感はない。年金だけでは暮らせないから夫は今も働いている。子や孫の生活も心配。共産党を応援している」と話しました。