「しんぶん赤旗」5月2日付・首都圏版より
第90回群馬県メーデーは1日、県内7ヵ所で開かれました。前橋中央イベント広場(前橋市)での県中央メーデー集会には230人が参加しました。
五十嵐弘幸県実行委員長(群馬県労働組合会議議長)は、「8時間働けばまともに暮らせる賃金の実現へ、ともに奮闘しよう」とあいさつしました。
憲法をくらしに生かす県政の会の石田清人知事候補が、「人間らしく生きていける社会を、みんなの力でつくっていく、その先頭に立って頑張る」と表明。市民と野党の共闘をめざす群馬県連絡会の大川久美子事務局長は連帯あいさつで、石田氏の推薦決定を報告しました。
日本共産党から梅村さえこ参院比例候補があいさつし、「市民と野党の共闘を発展させ、“自民党政治サヨナラ”の声を群馬から大きく広げよう」と訴え。新社会党県本部からのメッセージが紹介されました。
各団体の代表が発言。福祉保育労の代表は、職員増員と処遇改善を求めて、3年連続で春闘でのストライキに取り組んだ経験を報告。医労連の代表は、医療・介護職場での「8時間働けば普通に暮らせる賃金」を実現する運動について発言しました。
県商工団体連合会の大野豊文会長は、1月に発足した「10月消費税10%ストップ!前橋ネットワーク」の活動を報告し、「知事選と参院選で決着をつけよう」と呼びかけました。