「しんぶん赤旗」5月11日付・首都圏版より
日本共産党の参院選必勝北関東キャラバンが10日、スタートしました。梅村さえこ比例予定候補は同日、栃木県入りし、小池一徳参院栃木選挙区予定候補と街頭から、「共産党の躍進に大きな支援を寄せてください」と訴えました。
小山市を皮切りに、栃木市、宇都宮市、大田原市、那須塩原市の5ヵ所で街頭演説し、各市の党地方議員らもあいさつしました。
梅村氏は、消費税増税に懸念をもつ竹中平蔵元経済財政相らの発言を紹介し、「増税せず社会保障の拡充を提案する共産党の議席を参院選で伸ばすことが『なによりの決定打』です」と強調。「目前の選挙に燃えています。増税阻止のために力を合わせましょう」と呼びかけました。
小池氏は「国民の多数が改憲を望んでいない。安倍首相は、9条に自衛隊を書き込んでも何も変わらないという。なら、850億円もかかるとされる国民投票を行う必要もない」と主張。「市民と野党の共闘を広げ、野党の統一候補をめざします」と決意表明しました。
各地の街頭演説会では、暑さを避け窓越しに聞き入る人が多く見られました。雑貨店の女性は「今の心境は、増税を止めての一心です」と話しました。
同キャラバンは、今後、埼玉、群馬、茨城の各県を回ります。