「しんぶん赤旗」5月26日付・4面より
日本共産党茨城県委員会は25日、参院選での日本共産党の躍進をめざし、水戸市内で藤野保史衆院議員を迎えた演説会を開きました。
藤野氏は東海第2原発(東海村)について「40年を超えた老朽原発で再稼働はとんでもない」と強調。原発ゼロの政治決断こそ重要だとし「原発固執から再生可能エネルギーに転換して、原発ゼロの日本を実現しよう」と力を込めました。
また藤野氏は、消費税に頼らず雇用や社会保障、教育の充実を呼びかける共産党の政策を紹介。「共産党を伸ばして消費税増税を中止し、暮らしに希望が持てる政治を実現しよう」と呼びかけました。
梅村さえこ参院比例予定候補は、政権中枢から消費税増税延期の声が上がっていることに触れ「市民の声が増税中止にあと一歩まで追い込んでいる」と強調。「参院選で暮らしを脅かす消費税増税ストップの審判を」と訴えました。
大内くみ子参院茨城選挙区予定候補は「参院選が9条改憲を阻止する歴史的な選挙になる」と指摘。「自公政権と厳しく対決する共産党が伸びてこそ、新しい政治につながる」と力を込め、日本共産党躍進を呼びかけました。
小沢一郎氏を支援する茨城一新会・畑静枝会長と二見伸明・元公明党副委員長、水戸市長選をたたかった谷萩陽一弁護士が来賓あいさつしました。