「しんぶん赤旗」6月30日付・4面より
参院選勝利へ演説会/希望ある新しい政治を
日本共産党群馬県委員会は29日、前橋市で党演説会を開きました。山下よしき副委員長が、公示まで1週間を切った参院選で「市民と野党の共闘勝利と党躍進で、自民、公明、維新を少数に追い込み、希望ある新しい政治をつくろう」と訴えると、大きな拍手が送られました。
熱気に包まれた会場で山下氏は、党政策の「暮らしに希望―三つの提案」で消費税3%の減税効果があると述べ、消費税に頼らない財源案を示し、「政治の姿勢が変われば実現できます。希望ある財源を実現させてください」と訴えました。
山下氏はまた、自民党の9条改憲条文案の危険性を指摘し、「9条を生かした平和外交が日本政府の外交になるように、共産党を伸ばしてください」と呼びかけました。
同県野党統一予定候補の斉藤あつこ氏が決意を語りました。
梅村さえこ、伊藤達也の両比例予定候補も決意表明。梅村氏は「さよなら安倍政権の先頭に立って全力で頑張ります」と語りました。
「野党共闘をめざす群馬県連絡会共同代表」の中村宗之氏があいさつ。石田清人県知事候補が決意表明しました。元参議院副議長の角田義一氏が紹介され、新社会党群馬県本部からメッセージが寄せられました。