「しんぶん赤旗」10月14日付・11面より
大量の災害ゴミ/塩川・伊藤議員・梅村前衆院議員/要望を聞き取り
埼玉県東松山市では、荒川水系支流の合流点付近などで堤防が崩れ、住宅に深刻な浸水被害が発生しました。都幾(とき)川、九十九(つくも)川、越辺(おっぺ)川に囲まれた早俣地区では、被災者たちが避難先から自宅に戻って、家財道具の片付けに追われていました。
ある市民(84)は、前もって避難し、難を逃れました。停電が続いており、「無事だった自宅の2階で寝泊まりできるよう早く電気が来てほしい」。
日本共産党の石井祐一市議によると、早俣地区周辺は市の水害ハザードマップで3~10メートルの浸水が想定されており、議会で都幾川の堤防の対策工事を国に働きかけるよう求めていたといいます。
塩川鉄也衆院議員、伊藤岳参院議員、梅村さえこ前衆院議員らが入り、被災者の要望を聞きました。4世帯12人のお宅の庭には、家から運び出された大量の災害ゴミが。塩川氏が自宅前にゴミを出せば市の責任で回収するように党として働きかけるとのべると、山崎さんらは「家の中から出すので精いっぱい。助かる」と話しました。
調査には、石井市議のほか浜田敦子、蓮見節両市議、馬場民子県議団事務局長が同行しました。