梅村さえこ-日本共産党党中央委委員・子どもの権利委員会副責任者
子育て・女性

今も流れ込む濁流、建物覆う大量の岩石/台風19号被害/国・県 支援早く/群馬・嬬恋村/梅村氏ら温泉街調査

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「しんぶん赤旗」10月25日付・首都圏版より

 「一日も早く土砂をなんとかしてほしい」。台風19号により国道144号が寸断され。JR吾妻線の一部区間の運行休止がつづく群馬県嬬恋(つまごい)村では、旅館経営者や村民から一刻も早い復旧を求める声があがっています。

 同村鹿沢地区の温泉街では、激しい降雨の影響で用水路の流れが変わり、老舗旅館「鹿澤館」を直撃。旅館の床は大量の土砂で覆われ、新たに生じた「川」が今も館内に流れ込んでいました。

 日本共産党の伊藤洋子村議の案内で、梅村さえこ衆院北関東比例予定候補、伊藤祐司県議、中之条、草津の両町議らが24日、被害状況を聞きました。

 1934年創業の鹿澤館。おかみさんは、建物に流れ込んでいる濁流や同館を覆う大量の岩石を示し、「まずは流れ込んだ土砂をどけてみないことにはどうなるか分からない」といいます。

 広島から土砂出しなどに駆けつけた災害ボランティア団体「きざし」の梶原正貴さんは「広島豪雨災害のときは群馬からもボランティアが来てくれたので恩返しです」と懸命に作業をしていました。

 旅館「真田屋」を営む佐藤洋司さんは、旅館地下に濁流が流れ込み機械に被害を受けました。佐藤さんは台風接近時、「みんなのことが心配で温泉衝を一軒一軒訪ね避難しているか確認した。ここは山だから浸水しないと思っていたか腰まで漬かるほどだった」と振り返ります。佐藤さんは自分の旅館をボランティアや温泉街の連絡拠点として提供していますが、県や国の支援か必要と訴えました。

 梅村予定候補、伊藤県議らは「生業(なりわい)再建には今後多額の費用が必要でしょう。5年前の大雪被害時にビニールハウス再建で県と国が9割負担したときのように今後手厚い支援がされるよう働きかけたい」と応じました。

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