「しんぶん赤旗」12月25日付・5面より
消費税をなくす全国の会と東京の会は24日、買い物客らでにぎわう東京・巣鴨駅前でクリスマス宣伝をしました。「消費税10%を撤回させ、5%への減税を実現させましょう」との訴えに多くの人が足を止め、40分の宣伝で45人が署名しました。
マイクを握った全国の会常任世話人の梅村さえこさん(日本共産党前衆院議員・衆院比例北関東ブロック予定候補)は、この日で消費税法の強行成立から31年となることに触れ、「消費税が上がるたびに景気は悪化し、生活は苦しくなりました。5%への減税は景気回復の決め手です。暮らしに希望をもたらす政治の実現へ力を合わせましょう」と呼びかけました。
全国の会の木口力事務局長は、安倍政権が社会保障財源の確保を口実に消費税を上げながら、高齢者医療費の窓口負担の2割化など、社会保障の大幅切り捨てを狙っていることを厳しく批判。1月から始まる通常国会に向け、消費税減税を求める世論を大きく盛り上げようと訴えました。
静岡県から旅行で訪れた女性は「不妊治療を受けていますが、自由診療なので消費税が10%かかります。治療費は1回につき50万円ほどなので、消費税増税の負担は大きいです。どうか減税してほしい」と話し、署名しました。