「しんぶん赤旗」1月25日付・6面より
消費税をなくす全国の会は24日、消費税10%の暮らしへの影響について東京・巣鴨駅前でアンケートをとり、5%への引き下げを求める署名を集めました。
アンケートに18人が答え、ほぼ全員が「消費税10%で暮らしが厳しくなった」「消費税率を下げてほしい」と答えました。「税金は、勝ち組でもうけているところから取ってほしい」「年金だけでは食べていけない」「今の政治は市民のための政治ではない。安倍政権をやめさせてほしい。消費税は廃止してほしい」などの声が寄せられました。
マイクを握った梅村さえこ常任世話人(日本共産党衆院比例北関東ブロック候補)は、日銀短観の4期連続悪化などが示すように、消費税増税が新たな不況を引き起こしていると指摘。「安倍政権は消費税を上げた一方で、医療費の負担増や年金削減、公的病院の統廃合などをねらっています。市民が声をあげれば政治は変わります。力を合わせましょう」と呼びかけました。
川崎市の男性(75)は「消費税が上がって以降、食費を削る努力をしています。釣りが趣味で、以前はよく海に行っていましたが、最近はそんな余裕はありません」と語り、署名しました。