「しんぶん赤旗」2月22日付・首都圏版より
日本共産党埼玉県委員会は19日、さいたま市内で厚生労働省が進める公立・公的病院の再編統合について考える対策推進会議を開きました。埼玉県では、6自治体の7病院が再編統合の議論の対象とされています。
荻原初男県委員長、伊藤岳参院議貝、梅村さえこ衆院北関東比例予定候補、地方議員、民主団体の代表らが出席しました。
埼玉県医療介護労働組合連合会の藤田省吾書記長か「埼玉は全国の中でも公立・公的病院が少なく、絶対になくしてはいけない」と強調しました。
伊藤氏は、県内自治体との懇談でも、批判の声があがっているとして「医療・介護の充
実のために頑張ります」と表明しました。
神田義行さいたま市議団長は、党議員の質問を契機に議会全体の問題意識となり、再編統合の対象とされている、同市のさいたま北部医療センターを対象から外すことを求める決議を全会一致で可決したことを報告。柳下礼子県議団長は「命を守る地域医療への攻撃。全県的な運動が必要です」と述べました。
この問題を市民と野党の共闘の課題に位置付け、学習会や署名、各議会への意見書提出などに取り組むことか提起されました。