「しんぶん赤旗」2月16日付・地方ワイド版より
市民と野党の共闘を深め、安倍政権が狙う9条改憲を何としても阻止しようと15日、さいたま市浦和区で「改憲発議NO!緊急浦和区市民集会」が開かれ、67人が参加しました。
埼玉憲法会議の渡辺政成事務局次長が講演し、「オール埼玉総行動」の運動や、昨年の県知事選では市民と野党の共闘で大野元裕氏が自公候補に勝利するなど、埼玉のたたかいが全国を励ましていると強調。改憲阻止へ、「改憲発議に反対する全国緊急署名」が重要だと指摘し「平和や人権を守るためには、不断の努力が必要です。憲法を生かすために、ともに頑張りましょう」と呼びかけました。
野党から、日本共産党の梅村さえこ衆院北関東比例予定候補、立憲民主党の武正公一前衆院議員、社民党県連合の中島修副幹事長があいさつ。中島氏は、社民党としても緊急署名に全力で取り組むと表明し、武正氏は、9条改憲阻止へ「立憲野党が国会で手を携え、国会外でもみなさんと一緒に運動していきます」と述べました。
梅村氏は、自民党内から新型コロナウイルスや男女平等を理由に改憲を主張する声があがっていることを批判し「総選挙で安倍政権を終わりにし、野党連合政権をつくるために頑張りたい」と訴えました。