「しんぶん赤旗」3月18日付・首都圏版より
日本共産党埼玉県委員会の新型コロナウイルス対策本部は17日、県内の民間医療機関の院長から現場の実情や要望などを聞きました。大野辰男副本部長、梅村さえこ衆院北関東比例予定候補、秋山もえ県議らが参加しました。
院長は、手術用を含むマスクや消毒用アルコール、手袋、ガウン、せっけんなどが足りていない現状を訴え、「職員には、患者さんと直接接触しないところではマスクをしないなど、マスクの節約を呼びかけている」と説明。これらの供給とともに。対策のための財政支援を要望しました。
また、政府が保健行政に関わる公務員を減らしてきたことを批判し、感染症対策の強化が必要だと強調しました。
梅村氏は、共産党国会議員団が医療機関などに配布するマスクの確保や、国が感染症対策の予算を減らしてきたことなどについて追及していると紹介。「国や行政の支援が必要です」と述べました。
一行は同日、埼玉県保険医協会の田中優事務局長とも懇談。開業医の経営支援などの要望が寄せられました。