「しんぶん赤旗」7月27日付・4面より
日本共産党の梅村さえこ衆院北関東比例予定候補は26日、北関東ブロックキャラバン宣伝で、前橋、沼田、渋川、高崎、藤岡の5市をめぐり、総選挙での日本共産党の躍進を訴えて街頭演説を行いました。
梅村氏は、感染者が増えている中での「Go To トラベル」の強行はやめ、予算を観光業者や医療者などへの支援に使うべきだと指摘。旅行関係団体から自民党幹事長への献金や、持続化給付金の委託金が関係企業に流れていることを厳しく批判しました。
税金から支払われる政党助成金が「安倍首相から」と言って選挙買収に使われたことや、森友・加計・桜問題などを挙げ、政治を私物化し、うそ、ごまかし、隠蔽(いんぺい)を行う安倍政権を終わりにして、野党連合政権を実現しましょうと訴えました。
党の綱領にジェンダー平等が盛り込まれたことを紹介。「すべての人が対等・平等、だれもが主人公となる新しい社会を実現しましょう」と、支持を呼びかけました。
伊藤たつや衆院群馬5区候補も、渋川、高崎の両市で訴えました。国民の苦しみの背景には、政府が公的な仕事を民間に任せ、個人に責任を押し付ける、新自由主義と自己責任論があると指摘。「新自由主義的政策を転換し、だれもが希望を持てる新しい社会を実現するため、野党共闘に力を尽くす日本共産党を押し上げてほしい」と訴えました。