「しんぶん赤旗」8月12日付・11面より
声をあげて、性暴力のない社会をつくろうと11日、全国各地でフラワーデモが行われました。
埼玉
埼玉県では、さいたま、川越両市で行われました。さいたま市のJR大宮駅西口では、花やプラカードを掲げた女性らが「だめなことはだめと声をあげよう」を訴えました。
参加者のスピーチに足を止め、拍手を送っていた女性(21)=大学生=は「黒人差別に反対するデモも香港のデモも若者が積極的に活動しているのを見て、すごいと思っていた。こうやって意見を言う場があるのは大事だと思います」と話しました。
野党から、日本共産党の梅村さえこ前衆院議員、立憲民主党の熊谷裕人参院議員、国民民主党の小宮山泰子衆院議員、社民党県連合の池田万佐代副代表が、刑法の性犯罪規定の改正に向けた取り組みを報告。梅村氏は「全国でフラワーデモが行われていることが、政府を動かしている。刑法改正で、『暴行・脅迫』要件の撤廃へ頑恨りたい」と訴えました。