「しんぶん赤旗」10月27日付・首都圏版より
日本共産党の梅村さえこ衆院北関東比例予定候補は25日、埼玉県の秩父市、小鹿野、横瀬両町、東秩父村で街頭演説しました。秩父市、小鹿野、横瀬両町では小山しんや衆院埼玉11区予定候補も訴えました。
梅村氏は、菅義偉首相による日本学術会議の会員候補任命拒否について「前代未聞の憲法違反だ」と批判。核兵器禁止条約を批准した国が50力国に逹したと紹介し、「被爆国である日本が批准していないことは、被爆者に背を向けている。批准する政府をつくろう」と訴えました。
小山氏は、「学生の5人に1人が退学を検討し、就職できるか不安をかかえている」とコロナ禍に苦しむ青年の実態を紹介し、「新自由主義政冶ではもう立ち行かない。次の総選挙で菅政権を終わらせよう」と呼びかけました。
演説を聞いた男性(68)=小鹿野町=は「核兵器禁止条約批准50ヵ国目はとてもうれしい。日本は枇准を進める国じゃないといけない」と強調。女性(68)=同=は「(コロナ禍で)みんな自助はやっている。これ以上なにをしろというのか。もっと公的支援がほしい」と話しました。