日本共産党の塩川鉄也衆院議員・北関東比例予定候補は5日、埼玉県熊谷市で梅村さえこ衆院北関東比例予定候補、小山しんや衆院埼玉11区予定候補とともに街頭演説し、来たる解散・総選挙での政権交代とともに、比例北関東ブロックの共産党の複数議席実現を訴えました。
塩川氏は、新型コロナウイルスの感染が広がり、医師数(人口10万人当たり)などが全国一少ない埼玉県の入院病床も半分以上が埋まる中、菅政権のコロナ対策は「無為無策」「逆行」だと批判。「『国民の苦難軽減』を立党の精神とする共産党を大きく伸ばし、コロナ感染防止対策を大きく前に進めましょう」と呼びかけました。
小山氏は、コロナ禍に苦しむ青年や学生の声を聞いてきたことを紹介し「誰もが希望を持てる社会をつくりたい」と強調。梅村氏はこの間、少人数学級の実現へ大きく前進してきたとして「今が正念場です。子どもたちに少人数学級をプレゼントできるように、おとなたちから声を上げましょう」と訴えました。
演説を聞いた、元教員の女性(71)=熊谷市=は「現役の教員の時は、どんなに頑張っても実現しなかったけど、今が少人数学級を実現するチャンスだと思います。子どもたちのために、ぜひ実現してほしい」と話しました。