「戦争させない!埼玉の会」は東日本大震災・福島原発事故から10年になる11日、さいたま市で「フクシマ(福島)を忘れない!昼宣伝」を行いました。日本共産党の梅村さえこ衆院北関東比例予定候補、柳下(やぎした)礼子、村岡正嗣、秋山文和の各県議や、日本共産党も加わる「みんなのさいたま市をつくる会」の前島英男市長予定候補も参加しました。
梅村氏は「震災から10年たったからと、政府はさまざまな支援制度を廃止・縮小しようとしている。避難者がどんな状況にあるか調べれば、支援を打ち切ることなどできないはずだ」と批判しました。
柳下氏は「県議会で自民党などが原発再稼働推進の意見書を上げたことがある。原発を再稼働しようとしている菅義偉政権を総選挙で倒そう」と呼びかけました。
前島氏は「福島県から避難してきた子どもたちのために学校と交渉して校庭を使う許可をとったことがある」と話しました。
福島県双葉町から避難してきた鵜沼久江さんは「原発事故が早く収束し、早く家に帰りたい。避難者はそんな気持ちで生活しています。懸命に反対しないと事故はまた起きる。第二の双葉町をつくらないよう協力してほしい」と訴えました。