野党共闘をすすめる埼玉女性の市民連合は20日、さいたま市の浦和駅東口でスタンディング宣伝をしました。日本共産党の梅村さえこ衆院北関東比例予定候補、社会民主党埼玉県連合の池田万佐代副代表が参加しました。
参加者らは「平和と命と人権を!9条改憲NO!」「ジェンダー視点でコロナ対策を」などと書かれた横断幕やプラスターを手にリレートークしました。
同市民連合の秋山淳子共同代表は、コロナ禍にもかかわらず、政府は国民の命を守るどころか五輪開催に動いていると批判し、「こんな政府に命を預けるわけにはいかない。そのためには女性の力が必要だ」と訴えました。
梅村氏は、入管法改定案を事実上の廃案に追い込めたと紹介し、「市民と世論の大きな成果だ」と強調。75歳以上の医療費2倍化や土地利用規制法案などを批判し、「声を上げて政治を変えよう」と呼びかけました。
池田氏は、コロナ禍で多くの女性が失業し、家賃や住宅ローンが払えずホームレスに追い込まれる人までいると指摘。「住宅政策への政府の支出や公共住宅の少なさが原因だ。安心して暮らせる社会に」と訴えました。