「しんぶん赤旗」7月24日・4面より
東京五輪の開会式が行われた23日、「五輪よりいのち守れ」の行動が全国各地で取り組まれました。
「戦争させない!埼玉の会」が浦和駅前(さいたま市)で行ったシール投票では、子どもや学生から五輪中止・延期を求める声が次々と寄せられました。日本共産党の梅村さえこ衆院北関東比例予定候補が参加しました。
数理研究の部活に行く途中の中学1年生(12)は「楽しみの夏合宿が中止になった。なぜ五輪は開催できるのですか」と迷わず中止に投票。延期に投票した小学4年生(9)は「五輪のサッカーを見たい。でも感染が広かっているし、こんな時にやるのは選手がかわいそう」と話します。
「何が正解かは分からない」と話す母親の横で延期に投票した小学3年生(8)は「いま五輪を開催すると東京の感染者数が大きくなっちゃう。(感染抑制と五輪開催の)両方できるようにしてほしい」と話しました。
「五輪後に感染拡大したら政冶家が責任を取るのか」という高校生も。中止に投票した医大の4年生(22)は「私たちも実習中止で必要な経験が積めない。命を守るのが政冶の役割。感染収束させるべき時に五輪開催で逆行するなんて考えられない」と慣りました。