日本共産党の伊藤岳参院議員と梅村さえこ衆院北関東比例予定候補、前原かづえ、守屋裕子、秋山もえの各埼玉県議は6日、埼玉県の小川、越生(おごせ)両町で、太陽光発電施設建設問題の現地を視察しました。
小川町では、7月28日夜の雷雨によって土砂朋落が起きた太陽光発電施設建設予定地を視察。共産党の笠原武元町議は、崩落した土砂は建設予定地前の町避に流れ込み、さらに民家を挟んで向こう側の国道254号線まで溢れたと説明し、「町内にある棚田の周辺でもメガソーフー建設が計画されている」と話しました。
越生町では、2019年3月に1トンの落石事故が起きた太陽光発竃施設建設地を視察。共産党の高橋一正町議は「急傾斜地でずっとハゲ山状態だったが、今年1月頃から太陽光パネルの設置が始まり、配水設備が未整備なのに2月下旬に運転が開始された」、付近の住民は「太陽光パネルそばの木の根が雨で露出しており、倒れてパネルごと落ちてくるのではと不安だ」と訴えました。
伊藤氏は「規制が強くかからないように法の網の目をくぐり抜け、配水設備などが不十分なままであることが土砂崩落を起こしている。急傾斜地への設置は規制が強化されたが、強化前に認定された施設も点検が必要だ」と話しました。