日本共産党埼玉農業農民後援会は7日、さいたま市で「総選挙にむけて『食の安全と農業を守る』学習・決起集会」を開きました。オンライン視聴も行われました。
立石昌義会長が「コロナ禍で米や野菜が暴落し、農家は苦しんでいる。総選挙に向けた決起の場に」、共産党の梅村さえこ衆院北関東比例予定候補は「農業を守る政治を実現するため、総選挙勝利で政権交代を実現しよう」とあいさつ。伊藤岳参院議員がメッセージを寄せました。
岡山大学名誉教授の小松泰信さんが講演。日本農業新聞の調査では、菅内閣の農政について「評価せず」が6~7割に及ぶ一方で「政党支持は自民党が約4割で、なしが約3割。積極的に支持したくなる政党が求められている。野党は農業政策を議論し、総選挙の争点の一つにすべきだ」と指摘しました。
埼玉農民連の松本慎一副会長は「再生産できないくらい米価が暴落している。このままでは日本の農業から米が消える。野党連合政権実現で守ってほしい」と話しました。