日本共産党の梅村さえこ衆院北関東比例予定候補と秋山もえ埼玉県議らは15日、埼玉県内の農家を訪問して党の農業政策を紹介するとともに、国政への要望を聞きました。
梅村氏らは、埼玉県農民運動連合会の松本慎一副会長らの案内で、加須、熊谷、深谷の各市の農家や「埼玉産直センター」などを訪問。「外食産業が打撃を受けたことで、農
家も厳しくなっている。やっぱり政権がかわらないとだめ。頑張って」などの激励も寄せられました。
加須市の米農家の塚田静男さん(74)は「今年の米は本当に安くなってしまい、生産費の確保も大変。農家を大事にする政治にしてほしい」と話しました。
同市で米や麦、大豆を生産する中森剛志さん(32)は「学生の時から日本の食料自給率の低さに危機感があり、農業を始めました。日本の農業は本当に脆弱(ぜいじやく)。もっと予算を確保してほしい」と訴えました。
梅村氏は、共産党がコロナ禍による米価暴落対策として、過剰在庫を政府が買い取り、市場から隔離することや、コロナ禍で苦しむ国民、学生などに大規模に供給する仕組みを創設することなどを提案していると紹介。“農業つぶし”の自民党政治を批判し「総選挙で政権交代へ頑張ります」と語りました。