日本共産党埼玉県委員会ジェンダー平等委員会は2日、「『ジェンダー平等の日本』実現へ オンライントーク」をユーチューブで配信しました。
梅村さえこ衆院北関東比例予定候補や守屋裕子県議、立教大学の浅井春夫名誉教授、青龍美和子弁護士が発言。青龍氏は、コロナ禍で多くの女性が休業や時短で収入減に追い込まれているとして「総選挙で女性が不利益を受けている現状を何とかしたい」と訴えました。
浅井氏は「自民党の新総裁もジェンダー不平等は変えられない。改憲して国民より国家を上に置こうとする自民党政治か、個人の尊厳を守る社会、どちらを選択するかが問われている」と指摘。
守屋氏は、野党共闘で大野元裕知事を押し上げ、知事が「ジェンダー平等の実現が不可欠」と発言するなど、前向きな変化が起きているとして「国会でもこの変化を起こしたい」と語りました。
「国会は、経験したことのない男社会だった」と話した梅村氏は、女性衆院議員の比率が女性参政権を得た75年前と変わらず、1割ほどにとどまっていると指摘。野党は多くのジェンダー関連の法案を共同提出してきたとして、「ジェンダー平等実現の一番の近道は、政権交代することだ」と強調しました。