衆院北関東ブロック(19)で日本共産党は、「4県が心一つに比例代表で116万票・15%以上獲得」が目標です。塩川鉄也前議員に続き、梅村さえこ元議員の議席を回復し、大内久美子候補(新)までの3議席を実現し「北関東から政権交代の流れをつくろう」と、候補者を先頭に全力を挙げています。
コロナ禍とのたたかいや東海第2原発の再稼働、オスプレイの飛行や基地強化、学生への食料支援など、北関東各地で党と市民団体の共同が進む中での選挙です。
塩川氏は衆院議院運営委員、国対委員長代理として活躍。野党合同の「甘利(明)幹事長あっせん利得疑惑追及チーム」の一員としても奮闘しています。
梅村氏は「消費税を無くす会」や衆院議員として消費税増税阻止で奮闘。「今度は国会で5%減税実現の先頭に立ってほしい」と期待が高まっています。
試されずみの政治家と定評のある大内氏は、1年で1500回の街頭宣伝。茨城県の無所属の市議は「各ブロックで共産党3議席以上とれば日本の政治は変わる。何としても大内さんまで押し上げて」と応援演説しました。
大量政治宣伝では、「SNS対策チーム」をつくり、ブロックツイッターの連日発信、各比例候補のツイッター発信などを強めています。一方で支持拡大の現状は目標達成まで大きな距離を残しています。「支持拡大飛躍のカギ」と位置づける「折り入って作戦」では、訴え文と3候補の写真が入った「はがき」を73万枚作成。大規模な活用を進めます。
自民党は北関東4県どこでも危機感をバネに、ポスターでは第1党。宣伝カーや駅頭宣伝でも今までにない動きを展開しています。公明党は比例票獲得に執念を燃やし、「暴力革命の党」というデマ攻撃を行っています。
荻原初男ブロック責任者(党埼玉県委員長)は「今までにない党への期待の広がりを感じるが、このままでは支持拡大で前回時も超えられない。“活動の規模とテンポを10倍に”引き上げ、30万人の担い手をつくって目標をやりぬく」と話します。