梅村さえこ-日本共産党党中央委委員・子どもの権利委員会副責任者
くらし・税・TPP

深刻な降雹被害 農家救済へ力を尽くします

 

6月2日、3日に起こった埼玉県内の雹被害。

私も翌日3日に深谷市内に村岡正嗣県議と調査に入りました。

そして6月7日、日本共産党埼玉県議団と「降ひょう被災者への迅速かつ有効な支援策を求める緊急

要望」を県に提出しました。

要望の内容は、埼玉県農業災害救済条例を速やかに適用すること、農業者への生活保障を行うこと、共済制度の改善、防ひょうネットの補助率引上げなど、9項目です。高柳三郎副知事が応対しました。

柳下礼子団長は「これまでの経験で、今回のひょうのひどさは初めて」と。

私からは被害翌日6月2日に視察した深谷のとうもろこしについて、「広範になぎ倒されほぼ全滅。あと1週間で収穫だった。農家の皆さんは切実な支援を求めている」と話しました。

要請ではその他、以下の具体的な被害の実態が出されました。

・春日部の梨は防ひょうネットが普及していて助かったが、キウイ・ブドウなどは全滅だった。影響は今年だけではなく来年にも及ぶ。

・本庄の小麦農家は休耕地などを集約して18haで栽培していた。1週間後に収穫を控えていた。

100トンもの小麦が影響を受け、被害額は1800万円に。

・キャベツ1町歩も全滅。玉ねぎも、トマトも。 あるきゅうりや柿の農家は『もう農業をやめていしまいたい』といっている。廃業する農家を一軒もださないという決意で、支援をしてほしい。

6月2日の深谷市内の視察①

 

6月2日の深谷市内の視察②
 どこまでも続くとうもろこし畑と 雹被害

 

6月2日の深谷市内の視察③
 埼玉産直センターの山口一郎代表理事と埼玉農民連の松本慎一さんから被害と要望をうかがいました

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