梅村さえこ-日本共産党党中央委委員・子どもの権利委員会副責任者
憲法、平和・人権

「憲法9条を守ろう」スタンディング100回/党後援会2015年から毎月3日に/さいたま市見沼区

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「しんぶん赤旗」1月17日・首都圏版より

 さいたま市見沼区の日本共産党七里南地域後援会は、毎月3日に「憲法9条を守ろう」とスタンディングに取り組み、今月3日で100回となりました。

 3日午後1時前、見沼区内の車通りか多い道路の近くで、100回目のスタンディングが始まりました。地域の党員や後援会員、梅村さえこ衆院北関東比例予定候補、鳥羽惠市議ら12人が参加。参加者が小学生の孫たちに手伝ってもらって作った「100回記念ポスター」やプラカードを掲げてアピールしました。

 始めてすぐに、車の中から「頑張れよ」と激励かあり、手を振る人もいました。

 七里南地域後援会がスタンディングを始めたのは、国会で安保法制―戦争法が審議されていた2015年7月18日。作家の澤地久枝さんらの呼びかけに応え、後援会メンバーがよく行く中華料理店前で、店主らとともに「アベ政冶を許さない」のポスターを掲げました。

 同年11月からは毎月3日に、午後1時から10分間スタンディング。安倍政権から菅政権に変わると「アベ・スガ政治を許さない」、岸田政権となった後も「改憲許すな!守ろう9条」とスローガンを変えながら、粘り強く続けてきました。

 大勢か参加しやすい工夫も。中華料理店前でのスタンディングに、足が悪く参加できなかった女性の自宅近くの現在の場所に宣伝楊所を変更し 100回目まで続けてきました。女性は自宅の前に「アベ政治を許さない」のポスターを掲げ、連帯を示していました。

 スタンディングに参加してきた七里南地域後援会の人たちは「月に1回、みなさんと会うことで、お互いの健康を確認しあえる」「野粟やお菓子を持ってきてくれる人がいるのも楽しみ」と話します。

 続けるなかで「憲法9条が変えられそうになったら、おれもたたかう」と声をかけられたり、通りかかった人が一緒にスタンディングしたりとドラマも生まれました。

 100回のうち、不参加だったのは3回のみという男性(76)は「憲法を変えられたら、えらいことだという気持ちで参加してきた。回数を里ねるにつれ、通る人もプラカードに注目してくれるようになったと思う」と語ります。

 見沼区では、七里南地域を含む4地域で共産党後援会がスタンディングに取り組んでいます。

 七里南地域後援会事務局長(76)は「今も世界では戦争が起きるなか、日本政府には憲法9条を生かした平和外交が求められている。9条を守ることを信念に、これからも続けたい」と語りました。

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