「しんぶん赤旗」2月27日・11面より
インボイス導入後、初めての確定申告を迎える中、「消費税をなくす全国の会」と「東京の会」は24日、東京・JR巣鴨駅前で「消費税は廃止、当面5%に減税」を求めて定例署名宣伝を行いました。自民党の「裏金問題」に憤る人たちが次つぎと署名に応じまし
た。
「裏金をつくるなんて、何を考えているのか。その金は能登半島地震の被災者に回すべきだ」というのは70代の男性。阪神・淡路大震災で被災し、人ごとではないといい「自民党はもう駄目。共産党に頑張ってほしい」と期待を寄せました。
教育関係の事業をしている30代の男性は「インボイス発行事業者には登録しない。実務が大変になるだけだ。インボイスは廃止してほしい」と語りました。
梅村さえこ常任世話人(日本共産党衆院北関東比例候補)は「緊急に消費税を減税する政治に切り替えるとき。消費税なくせの声を上げよう」と呼び掛けました。儀武さとる共産党豊島区議は「国民は物価高で苦しんでいる。消費税を5%に減税し、大企業の内部留保で中小企業を支援し、最低賃金1500円を」と訴え。
「東京の会」の林幸二事務局長は「消質税ができて35年。国民1人当たり400万円も払い、消費税の税収510兆円は大企業の法人税減税に使われた。暮らしを守るために減税するのは世界の流れだ」と強調しました。