「しんぶん赤旗」6月9日4面より
総選挙の比例北関東ブロックでの日本共産党の2議席獲得をめざすキャラバン宣伝が8日、始まりました。衆院北関東比例予定候補の塩川鉄也衆院議員と梅村さえこ元衆院議員が、埼玉県の川口、浦和、大宮の各駅前で訴えました。
梅村氏が東京大学の学費値上げ問題に触れると、通りかかった学生たちが「東大で値上げ?」と反応する姿も。梅村氏は「ミサイルを買うより、教育予算を増やそう。大学の入学金は廃止し、学費を半額に」と訴えました。
塩川氏は、自公と維新の賛成によって衆院を通過した政治資金規正法改定案について、企業・団体献金禁止が抜け落ち、政策活動費を合法化するものだと批判。「共産党を大きく伸ばし、政治とカネ問題の一掃を」と呼びかけました。
川口駅前では、おくだ智子衆院埼玉2区予定候補、大宮駅前では山本ゆう子同5区予定候補が訴えました。
川口駅前では「しんぶん赤旗」日曜版の見本紙を配布し、受け取ってじっくり読む人も。大宮駅前では、日本民主青年同盟が学費値上げ反対の署名を呼びかけました。
浦和駅前で訴えに足を止め、拍手していた女性(46)は「3人の子育て中で、一番上は中学生だから、これからお金がかかる。学費が下がったら助かります」と話しました。