「しんぶん赤旗」9月6日・4面より
埼玉、茨城、群馬、栃木の北関東4県の日本民主青年同盟は4日、学費値上げ反対と高等教育無償化を求める国会要請行動に取り組みました。日本共産党の塩川鉄也衆院議員、岩渕友、伊藤岳両参院議員、梅村さえこ衆院北関東比例予定候補に署名912人分を託しました。各県の共産党の地方議員や小選挙区候補が同席しました。
参加した学生同盟員らは、独自の奨学金のある大学でも成績が悪いと打ち切られる場合があることや、高学費を理由に進学を諦めた人の声を紹介。「軍事費にお金をかけるなら教育を優先した方がいい」「学費のほかにも実習などでお金がかかる」などと訴えました。
塩川氏は「学費の高さで進路を諦めざるをえないことは、特定の学生だけに関わるものではない。すべての世代に関わる重大な問題であり、学費無償化が必要だ」と強調。梅村氏は「東京大学の人たちが声を上げて、学費値上げの発表を延期させた。声を上げれば変えられる」と述べました。
伊藤氏は「みなさんの学ぶ権利が奪われている。国が責任を持ってやらなければならない」、岩渕氏は「学費を下げてほしいと言うことはわがままではない。いろんな人と手をつないで運動できる」とそれぞれ応じ、学費値上げ反対へ運動していこうと語り合いました。