「しんぶん赤旗」10月3日・4面より
日本共産党の山下芳生副委員長・参院議員は1日、さいたま市で開かれた党埼玉建設労働者後援会の決起集会で、総選挙の比例で共産党を大きく伸ばし、北関東ブロックでの2議席奪還を訴えました。山下氏は同日、新首相に指名された石破茂氏が国会論戦から逃げ、裏金問題などを隠したまま解散・総選挙を行おうとしていることを批判。総選挙で共産党を伸ばせば、金権腐敗政治を一掃し、暮らしと平和を守る一番の力になると強調しました。
また、埼玉の建設労働者らが賃上げや消費税減税、インボイス制度廃止のために奮闘してきたことへの敬意を表明。「大企業の利益最優先、アメリカ言いなりで行き詰まった自民党政治を、大本から変える共産党を伸ばし、ともに政治を変えよう」と呼びかけました。
衆院北関東比例予定候補の、塩川鉄也衆院議員と梅村さえこ元衆院議員が決意表明。梅村氏は「北関東で共産党が2議席となれば、2倍、3倍の力となり、埼玉や北関東の願いを国会にまっすぐ届けられます」と力を込めました。
塩川氏は、新閣僚や自民党の新役員には防衛相経験者が多くいるとして「憲法9条を改悪し、平和を破壊しようとする石破内閣にはきっぱりとした審判を」と訴えました。