梅村さえこ-日本共産党党中央委委員・子どもの権利委員会副責任者
子育て・女性

共産党躍進で、若者も高齢者も希望が持てる政治をつくろう/さいたま/志位議長が訴え

 9日の衆院解散で総選挙(15日公示、27日投票)の火ぶたが事実上切られました。日本共産党の志位和夫議長は10日、さいたま市の浦和駅前で、衆院比例北関東ブロックの塩川鉄也、梅村さえこ、高橋誠一郎(茨城1区重複)の3予定候補と、埼玉県内の小選挙区予定候補とともに必勝に向けた街頭演説を行いました。人が行き交う駅前はロータリー沿いに聴衆がぎっしり。志位氏が「自民党政治を変える大改革、それができるのは日本共産党だけです。『比例は共産党』を広げに広げ、北関東で必ず2議席奪還を」と力を込め、支持と支援を訴えると、盛大な拍手が湧き起こりました。

 志位氏は、(1)どの党が伸びれば腐敗政治を一掃する力となるか(2)どの党が伸びれば暮らしを良くする道が開けるか(3)どの党を伸ばせば戦争の心配のない日本とアジアをつくれるか―の3点を語り、どの問題でも日本共産党が伸びることが政治を変える一番の力になると訴えました。

 その中で志位氏は、賃上げと一体に労働時間を短縮する提案を縦横に語るとともに、「暮らしを支え格差をただす税財政改革」として、富裕層・大企業に応分の負担を求め、消費税5%への減税、インボイス廃止を訴え。高齢者も若者も希望が持てる政治をつくろうと訴えました。

 高齢者はどうか―志位氏は、「負担増、給付減は当たり前」という冷酷な政治が横行しているが、高齢者福祉の原理を定めた老人福祉法では、「基本理念」として「老人は、多年にわたり社会の進展に寄与してきた者として、かつ、豊富な知識と経験を有する者として敬愛されるとともに、生きがいを持てる健全で安らかな生活を保障されるものとする」と明記されていると強調。年金が減り続ける、介護が受けられない、医療費が高すぎるなどの現実を告発し、「高齢者の人権と尊厳を大切にする政治をつくりましょう」と力を込めました。

 若者はどうか―志位氏は、高すぎる学費を払うために深夜・早朝・徹夜バイトに追われる実態があると告発。「これ以上の学費値上げなどとんでもありません。学費ゼロの日本を目指し、学費値下げに踏み出しましょう」と訴えました。

 志位氏は、裏金問題、日米軍事同盟絶対などで行き詰まる自民党政治を転換する大改革を語ったうえで、最後に、日本共産党のめざす社会主義・共産主義は「すべての人が十分な『自由な時間』をもち『自由で全面的な発展』が可能になる社会です」と力説。支持を呼び掛けると、鈴なりとなった聴衆が大きな拍手で応えました。

 塩川氏は「企業・団体献金禁止を一貫して訴えてきた共産党の躍進で金権腐敗政治を一掃しよう」、梅村氏は「共産党の議席が増えれば政治が変わる。ジェンダー平等を推し進め、政治の闇を正す議席を北関東から」、高橋氏は「政治を変えるのは国民の声、国会で原発ゼロの日本をつくる仕事をさせてほしい」と訴えました。

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