「しんぶん赤旗」10月30日・4面より
総選挙で日本共産党の北関東ブロック比例候補として奮闘した塩川鉄也衆院議員と、梅村早江子、高橋誠一郎の両氏は29日、党茨城県委員会(上野高志県委員長)とともに、水戸駅南口で街頭宣伝し、総選挙で掲げた公約実現への決意を表明しました。
塩川氏は、金権・裏金政治の根絶、健康保険証の存続、沖縄辺野古新基地建設の中止を国民とともに進める決意を表明。「選挙中から始まった、沖縄を戦場に見立てるような日米共同訓練が、茨城の自衛隊百里基地の部隊も参加して行われている」と批判し、対話による平和外交を進める決意を述べました。
梅村氏は「自民党が大敗した雰囲気が街中に広がっている」と述べ、「物価高騰には、消費税減税が一番の対策になる。学費値上げ中止・半額や学校給食の無償化へ、みなさんと共に運動を続ける」と決意を述べました。
高橋氏は、古くて危険な東海第2原発の再稼働ストップや平和外交への転換を呼びかけ、「個人に責任を押し付ける自民党政治を変えるため、みなさんと力を合わせる」と力を込めました。
塩川、梅村の両氏は28日、栃木1区候補として活動した青木弘氏とともに、JR宇都宮駅前で街頭宣伝しました。
男子高校生3人と若い男性が「訴えたいことがある」と飛び入り。高校生は「学費が高すぎる。返さなくていい奨学金を実現してほしい」、男性は「政治家は大企業から金を受け取り国民を苦しめている。企業・団体献金をもらっていない共産党こそ政治を正せると期待している」と話しました。