梅村さえこ-日本共産党党中央委委員・子どもの権利委員会副責任者
ほっとレポート

女性国会議員リレーエッセー 沖縄でのうれしい再会

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 DSC_0502なくす会と梅村議員

   消費税が導入されて以来「消費税をなくす会」の運動にとりくんできました。6月の県議選の応援で沖縄を訪れた際、とてもうれしい出会い、再会がありました。

 新基地建設反対名護共同センターの早坂義郎さんが、「梅村さん、大浦湾を通ったら、『消費税10%中止』の看板が立ってて感激したよ」と写真を見せてくださったその夜、業者後援会の決起集会で、なんと、その看板を作っている「消費税をなくす沖縄の会」の皆さんにお会いできたのです。看板は15年もの間、海風、強い日差しや雨にも負けず立ち続けています。ベニヤ板にペンキで書いているからとても大丈夫。アルミ缶を集めて資金にし、毎年150枚もの看板を書き換えています。こつこつたゆまず続けられる運動。その源は、「消費税は中小業者つぶしの天下の悪税だ」との怒り、そして「消費税は軍拡財源」「血税を基地強化に使うな」という叫びなのです。

 私は先の予算委員会で麻生財務大臣に「かつて1つの内閣で2度も、しかも税率を2倍にもした内閣があったか?」と質問しました。すると大臣は「2度上げたら退陣は間違いないと聞かされ、(大臣を)引き受けた」と答弁しました。消費税ノーの27年の運動は政権に脅威を与え続けているのだ、と思いました。消費税10%はキッパリ断念!参院選はその審判を下すチャンスです。

【「女性のひろば」2016年8月号】

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