消費税をなくす高知県の会と消費税廃止高知県各界連絡会、高知県商工団体連合会は3日、高知市で、日本共産党の梅村さえこ衆院議員を迎え、「10%大増税NO 戦争する国づくりと消費税」と題した講演を行いました。
梅村氏は、2014年の総務省「全国消費実態調査」より、母子世帯の収支状況を示し「母子家庭は今でも毎月944円の赤字生活をしています。生活費を削って生活をしている状況からすれば10%増税は絶対やってはいけない」と訴えました。
また、減税額上位10社は2兆円以上もうける中3000億円以上の減税が検討されていることを挙げ、「アベノミクスでもうけている大企業には減税し、どうして国民には増税なのか。格差と貧困に苦しむ国民を救うために、参院選は勝利しよう」と訴えました。
春名なおあき参院比例候補は「参院選は立憲主義を取り戻す選挙。戦争法を廃止し、消費税増税を許さないという庶民の声が届く政治に向け、頑張り抜こう」と強調しました。
建設関係の仕事をする男性(27)は「軍事費や大企業の減税に消える消費税を中止してほしい。参院選挙でガラッと変えたい」と述べました。
参院徳島・高知選挙区の野党統一候補、大西聡氏からのメッセージを紹介。みかじり亮子参院比例候補が参加しました。
【「しんぶん赤旗」2016年4月4日付】