7月17日告示(24日投票)された栃木県小山市長選で、日本共産党推薦で無所属のひらの正美候補(69)=新=は同日、選挙事務所前で第一声を上げました。市長選は、現職の大久保寿夫氏(67)自・公推薦=との一騎打ちです。
ひらの候補は、重金属が混入した焼却灰の処理問題で、排出元の小山広域保健衛生組合(管理者・大久保寿夫市長)の違法性が裁判で確定し、処理や訴訟費用として総額約58億円の税金が使われたことを批判。「市民、専門家の意見を聞かない専制的な市政運営を変え、市民の生活を守ることを第一の使命にしたい」と力を込めました。
梅村さえこ衆院議員が応援演説し、参院選挙の結果について「市民と野党が力をあわせれば、政治は変えられることを示した」と強調。小山市長選でも市民との共同を広げて「税金の無駄遣いをやめさせる、ひらの候補を市長に押し上げてください」と呼びかけました。
共産党の支部・後援会は、政策ビラで待機児童のゼロや介護保険料・利用料の引き下げなどを訴え、対話を広げています。
【「しんぶん赤旗」2016年7月20日】