前橋市で18日、日本共産党演説会が開かれました。梅村さえこ衆院議員が国会情勢を話し、長谷川薫市議団長が来年2月の前橋市議選の意義と争点について語りました。
梅村氏は、1年前の戦争法の採決強行について「消費税導入のときと同様、国民が寝静まっている深夜に強行するなんて絶対に許せない。あの日を決して忘れない」と強調。
参院選での野党共闘の前進や国会論戦にもふれながら、地方でも国政でも安倍自公政権の暴走に正面から立ち向かう共産党をのばしてほしいと呼びかけました。
長谷川氏は、LRT(低床式路面電車)や総合運動公園、北関東最大の「道の駅」に総額100億円以上も投入しようとする一方で、過酷な税金取り立てや介護保険料の引き上げを進める現市政の実態を告発。市民の願いが届く市政実現へ、全力尽くす決意を表明しました。
中道浪子、小林久子、近藤好枝の各市議が市民の生活実態とともに党市議団の実績や役割をそれぞれ訴えました。たなはしせつ子衆院群馬1区候補も決意を述べました。
演説会後、党員に誘われて初めて参加した50代の女性が入党を決意し、梅村議員と握手を交わしました。
【「しんぶん赤旗」2016年9月20日付】