20日投開票の栃木県知事選で、「みんなで県民の知事をつくる会」(みんなの会)の小林としはる県知事候補(64)=共産、社民、新社会推薦、緑の党支持=を必ず押し上げようと、日本共産党の梅村さえこ衆院議員が19日、宇都宮市内で街頭演説をしました。
梅村議員が訴え
梅村氏は、南スーダンPKO(国連平和維持活動)で、派遣自衛官に対して戦争法に基づく「駆け付け警護」などの危険な任務を付与した安倍内閣を厳しく批判。「安倍政治ノーの声を県知事選でも示そう」と呼びかけました。
市民と野党が共同してたたかい勝利した新潟県知事選の結果を紹介。争点を明示し、共同の力を発揮すれば必ず勝利できると強調。
「人とくらしに温かい栃木県の実現を呼びかけた小林候補の政策は、大多数の県民の要求と一致するものです」と述べ「新しい県政をつくるため力をあわせましょう」と訴えました。
小林候補は、大争点となっているLRT(次世代型路面電車)計画について「約8000人の通勤者が1日1回往復する程度の事業に約500億円もの税金を使うことに多くの市民は怒っている」と指摘。「LRTを中止させ、その予算も使って、中学3年までの子ども医療費無料化や大学進学を援助する給付型奨学金制度の創設などを進めたい」と話しました。
知事選も市長選も、国のいいなりの自民・公明の現職候補を、国の悪政から住民を守る県政・市政をつくろうと幅広い市民と野党が共同して推す新人候補が激しく追い上げています。
みんなの会は「最後まで支援の輪を広げよう」と奮闘しています。
【「しんぶん赤旗」2016年11月20日付】