新聞「新埼玉」1月号より
新春に想う
いよいよ、勝負の年!参院選へ、新春からダッシュです。
一昨年の総選挙で涙をのんで1年半余、北関東を駆け巡ってきました。東海第二原発の延長をはじめとする安倍政権の国民無視の悪政に対し、切実な願いが渦巻いています。放っておけません。
そして、北関東どの地域でも、市民と野党の共闘が、それぞれの形で、力強く広がっています。「ここにこそ希望がある」の思いです。
今、世界でも、市民による市民のための新しい時代が始まっています。それは、「新自由主義経済」の下で、あまりにも痛めつけられた国民、「万国の労働者」が、「格差と貧困」を正し、1%のためではなく99%のための経済や社会をつくろう!との大きなうねりです。戦争のない平和な社会をのぞむ声です。
昨年はそれを実感する1年でした。沖縄では知事選で玉城デニーさんが大勝利しました。アジアでも韓国で文大統領が、外交はもちろん、韓国国内でも、日本で安倍首相が10%増税を狙うのとは裏腹に、消費税増税ではなく大企業への法人税をあげる道を選択。マレーシアでは、野党連合のマハテイール首相が誕生し、6%の消費税を廃止しました。
アメリカでも中間選挙で、バーニー・サンダース議員がよびかける「私たちの革命」運動、貧困と格差を是正し、「すべての人に公的医療保険を」との声。これらを訴える女性、マイノリティーの議員が誕生しました。
暴走を繰り返す安倍政権は行き詰まっています。いよいよ日本でも、沖縄に続き、安倍政権を倒し、市民のための市民による政治をつくりましょう。そのカギは、「本気の野党共闘」と「日本共産党の大躍進」。私も参院比例候補の一人として頑張りぬきます。
ご一緒に、力を合わせて、統一地方選、参議選で勝利し、すべての人々の命、人権、多様性が大事にされる社会へ。2019年、新しい歴史の扉を開く年にしましょう。