「しんぶん赤旗」6月15日付・首都圏版より
日本共産党の梅村さえこ参院比例予定候補は14日、北関東キャラバンで栃木県入りし、下野市を皮切りに、宇都宮市など5市で、共産党の小池一徳県書記長や地方議員らと街頭に立ち、野党統一候補の必勝と比例での共産党の勝利を訴えました。
各地の演説会場に集まった大半の人が、金融庁報告書が示した「老後2000万円不足」問題を口にしており、参院選の争点に急浮上する勢いです。
初めて、梅村氏の演説を聞いた下野市の男性(68)は「消費税をなくそうと30年も頑張ってきたことを知りました。頑張り屋ですね。『増税してもポイントで補うから問題ないというなら、増税しない方がいい』という梅村さんの主張に大賛成です。会えて感激です。支持します」と話し、握手しました。
また別の男性は「見ず知らずの人が、梅村さんの演説に感激する姿に励まされた。(想定される)公示まで3週間を切った。悔いなく活動しなければ」と話しました。
梅村氏は、安倍内閣がすすめる年金引き下げ、消費税増税、憲法改悪問題などを解決する日本共産党の政策を説明。「県内の市民と野党が推す加藤ちほ候補の勝利と、野党共闘の要となる共産党の議席を比例で7議席以上勝ち取らせてください」と訴えました。