「しんぶん赤旗」7月24日付・首都圏版より
日本共産党埼玉県委員会は22日、さいたま市の大宮駅前で参院選の結果報告を兼ねた街頭演説を行いました。
参院埼玉選挙区で当選を果たした伊藤岳氏、塩川鉄也衆院議員、参院比例候補としてたたかった梅村さえこ、小久保剛志両氏がマイクを握りました。
伊藤氏は今回の勝利は市民と共に勝ち取った勝利だと強調し。「平和を愛する埼玉のみなさんの声を国会で訴えていく。安倍9条改憲を食い止め、平和な日本を築くために力を合わせよう」と力を込めました。
塩川氏は若いときから共に活動してきた伊藤氏を国会に送り出したことに感謝を述べ。「年金や消費税を今こそ徹底的に議論すべきだ。力を合わせて暮らし守る政治を実現しよう」と訴えました。
梅村氏は、市民と野党の共闘で、32ある参院選1人区のうち10選挙区で勝利し、改憲勢力3分の2を割ったことは大きな成果だと指摘。「増税ノーの国民世論を広げて消費税10%への増税を中止に追い込もう」と呼びかけました。
演説を聞いた女性(60)=さいたま市=は「(伊藤氏を)ずっと応援してきたのでうれしい。消買税増税や武器の爆買いを止めてほしい」と当選を祝う声を寄せました。