「しんぶん赤旗」10月21日付・4面より
「安保関連法廃止の国会をつくろう!埼玉から流れをかえよう!」と19日夜、「オール埼玉総行動決起集会」が、さいたま市で開かれました。会場には900人以上が集まり、オンラインでも配信しました。
小出重義実行委員長は「菅政権は敵基地攻撃能力など、安倍前政権によるアメリカの戦争に協力する動きを継承している。これを許さず、平和を構築するのは、主権者たる市民です」と強調。後援団体の埼玉弁護士会、埼労連の代表もあいさつし、連合埼玉がメッセージを寄せました。
総がかり行動実行委員会の高田健共同代表がゲストスピーチし、全国の改憲を許さないたたかいが、安倍前首相を追いつめたと強調。「私たちが野党とともに有権者に選択肢を示し、『もう自公政治はだめだ』とはっきりさせるたたかいが必要です」と訴えました。
野党から、日本共産党の穀田恵二国対委員長、立憲民主党の杉尾秀哉副幹事長、社民党の福島瑞穂党首があいさつ。穀田氏は「めざす方向は、立憲主義を取り戻す、新自由主義との決別などはっきりしている。総選挙で野党が政権を奪取しよう」と呼びかけました。
参加した男性(38)=入間市=は「改憲を許さないなど、同じ思いの人がこんなにたくさんいるのだと、元気になりました」と話しました。
共産党の塩川鉄也衆院議員、伊藤岳参院議員、梅村さえこ衆院北関東比例予定候補も参加しました。