「しんぶん赤旗」11月28日付・首都圏版より
東武東上線の利便性と安全性向上へ、日本共産党の伊藤岳参院議員と埼玉県富士見、川越、東松山の各市、寄居町など沿線自治体の県議、市町議は16日、東武鉄道に要望しました。梅村さえこ衆院北関東比例予定候補も参加しました。
ホームドアやエレベーターの設置、ホーム駅員配置などを要望。ホームドアについて東武鉄道の担当者は、1日の利用者が10万人以上の駅とオリンピック・パラリンピック会場付近駅に先行設置し、次いで利用者5万人以上の駅への設置を進めると回答。エレベーターなどバリアフリーは、利用者3000人以上の駅の対策を今年度中に終え、それ以外の駅も検討していくと述べました。
参加者は「ホームドア計画がない駅も日常的に視覚障害者が利用している。設置してほしい」「エレベーターのない鉢形駅(寄居町)を高齢者が敬遠して隣駅から乗降している」と話しました。東武鉄道側は、基準に満たなくても自治体との協議によって整備を進めることはあるとして「線引きはしない」と答えました。
伊藤議員は「住民の声を聞いて判断してほしい」と求めました。