消費税をなくす全国の会と東京の会は24日、消費税を5%に引き下げようと東京・巣鴨駅前で街頭宣伝をしました。コロナ禍で冷え込む景気対策として、5%滅税の署名をする人がいました。
文京区にある職場に夜勤入りで向かう途中で署名に応じた男性(58)=東京都多摩市=は、「私は精神障害者で、16年ほど非正規雇用で働いてきた。5%に下がって今の生活が少しでも良くなればいい」と話しました。
署名に応じた近所に住む女性(24)は、「今はリモートワークが中心で、コロナ禍になってから政治に関心が向くようになった。今まで選挙に行っていなかったので、次の選挙では投票したい」と話しました。
宣伝では、全国の会の前沢淑子事務局長か、病床削減推進法案に言及。参院厚労委で可決したことについて、「消費税を財源としてベッドを減らした病院には補助金を出す。このような逆行は許されない」と批判。「今秋までに必ず総選挙が行われる。次の選挙で私たちの声を代表する人たちをたくさん国会に送ろう」と呼びかけました。
常任世話人の梅村さえこ日本共産党前衆院議貝(衆院北関東ブロック比例予定候補)らも訴えました。