日本共産党埼玉県委員会は19日、梅村さえこ衆院北関東比例予定候補と社会福祉士の綿貫広視(ひろみ)さんを招いて5回目のオンラインミニ集いを開きました。
綿貫氏は、新型コロナ感染拡大防止のために寄り添った介護ができず、現場ではじわじわとストレスになっていると指摘し、安心して介護にあたれるようPCR検査のさらなる拡充を求めました。東京五輪については「そんな場合ではない。まずは感染拡大防止に努めるべき」と述べました。
梅村氏は、共産党は「ケアに手厚い社会に」を政策に掲げ、ワクチン接種推進やPCR検査拡充、医療機関などへの補償拡充、五輪中止を提案していると紹介。「医療機関への減収補てんは足りない。五輪よりコロナ対策を優先すべきだ」と強調しました。
綿貫氏が「20年以上前から介護に携わっているが、ずっと給与増額を求めている。今でも十分とは思えない」と訴えました。梅村氏は、共産党が掲げている「ケアに手厚い社会に」ではケア労働者の待遇改善を真っ先にあげていると強調。「市民と野党の共闘の発展で、政権交代のチャンスが生まれている。一緒に社会を変えていこう」と呼びかけました。