日本共産党の塩川鉄也衆院議員、梅村さえこ衆院北関東比例予定候補は4日、さいたま市のJR浦和駅前で、菅義偉首相の自民党総裁選不出馬表明を受けて緊急宣伝し、総選挙勝利を訴えました。
塩川氏は、菅政権の新型コロナ対応での失政と、それへの無反省・無責任を批判。日本学術会議会員の任命拒否などの強権政治、繰り返しの金権腐敗事件などに触れ、「自民党内の政権たらい回しでなく、自公に代わる野党連合政権が必要です」と訴えました。
塩川氏はさらに、野党が共同して4年間に69の法案を提出し、コロナ禍への支援策などに実を結ぶなど前進していることを紹介。「共闘を発展させ、安保法制廃止や核兵器禁止条約批准の政府をつくるためにも日本共産党の躍進が必要です」と強調。北関東比例では、塩川氏と前回涙をのんだ梅村候補、大内くみ子候補の3議席実現を呼びかけました。
梅村氏は、新型コロナの感染爆発で、埼玉県でも自宅療養中に亡くなる人が出たことに触れ「こんな悲劇を生む政治は許されない」と指摘。直ちに臨時国会を開いてコロナ対策を進めるとともに、国民の命を何より大切にする野党連合政権実現が必要だと強調しました。手を振る姿や、「頑張って」の激励がありました。