日本共産党北関東ブロックのキャラバン宜伝が16日、栃木県入りし、塩川鉄也衆院議員、梅村さえこ衆院北関東比例予定候補らが街頭演説しました。
塩川氏は「自公政権のもとで栃木県内の保健所は11から6に減らされ、まともな感染症対策ができなくなった。さらに公立・公的病院の統廃合など許せない」と批判。宇都宮に駐屯している中央即応連隊がアフガニスタンへ派遣されたことを紹介し、「海外で命を落とす自衛隊員を栃木から出してはならない。海外の戦争に日本を巻き込む安保法制を廃止にする新しい政権を」と訴えました。
梅村氏は「何より大切なのは国民のいのちと暮らし。それなのに政府は、コロナ患者は自宅療養が原則だと自己貢任を求めている。社会保障に手厚い公助の社会、同一労働同一賃金でジェンダー平等の社会、気候危機に真剣に取り組む日本に変えよう」とよびかけました。
栃木1区の青木弘予定候補と5区の岡村けい子予定候補も「共産党は99年の歴史で一貫して戦争に反対し政治を変えようと訴えてきた」「女性の自殺が急増している。誰もが生きる希望の持てる社会実現を」などと訴えました。
佐野市の47歳の女性は「今の政府は国民のことを考えていると思えない。困っている人に目を向けてほしい」と話しました。