日本共産党の梅村さえこ子どもの権利委員会責任者・参院埼玉選挙区候補は7日、埼玉県学童保育連絡協議会の森川鉄雄事務局次長と学童保育指導員の賃金引き上げについて懇談しました。
森川氏は、この間の運動で学童保育指導員の処遇を改善させてきたものの、多くの指導員が低賃金で働いていることを報告。岸田文雄政権による新たな経済対策に盛り込まれた看護、介護、保育労働者などの賃金引き上げは、現段階で学童保育指導員が対象になっていないと指摘し、学童保育も対象に加えるよう求めました。
また、全国学童保育連絡協議会としても国に要望してきたことを紹介し「子ども・子育て支援新制度では『保育所等』の中に学童保育も入るとされてきたし、コロナ感染対策の支援などもそうだった」と訴えました。
梅村氏は「コロナ禍で学童保育の社会的役割が明らかになったにもかかわらず、学童が賃上げの対象にならないのはおかしい。国会議員団と連携し、党としても要望などを行いたい」と応じました。
森川氏は「岸田首相は10月の所信表明演説で、『学童保育の拡充』と言ったのだから、ちゃんと形にしてほしい」と話しました。(しんぶん赤旗より)