「しんぶん赤旗」10月25日・12面より
消費税をなくす全国の会と東京の会は24日、東京・巣鴨駅前で宣伝を行いました。10人が参加し「消費税率引き下げ・インボイス(適格請求書)制度の廃止」「健康保険証廃止の中止・マイナンバーカード取得強制反対」の署名を呼びかけました。
前沢淑子全国の会事務局長は「国会で岸田文雄首相が国民のためにやるなら、真っ先に消費税の減税だ」と強調。自民・公明が野党4党の消費税減税・インボイス廃止法案を審議せず、物価高騰で苦しむ国民の声を無視しているとし「こんな政権は私たちの力で代えよう」と訴えました。
梅村さえこ常任世話人(日本共産党元衆院議員)は「減税というなら買い物のたびにかかる消費税の減税こそ即効性がある」と訴え。林幸二東京の会事務局長は「消費税が軍事費に使われたら私たちの暮らしはそっちのけになる」と指摘しました。
「23日の岸田首相の所信表明演説には頭に来た。大軍拡なんて冗談じゃない」と静岡市から小林和江さんが参加し、1人で14人分の署名を集めました。
千葉県柏市の小林里和さん(91)は「物価が高く、生活が大変なのに、日本人は物を言わなさすぎる」と署名しました。
参加者はガザ人道支援募金も取り組みました。